16世紀の陸奥を代表する豪傑の1人である。
三戸蓑ヶ坂では、大蛇を倒した。
佐渡では、人々を悩ます鰐を退治した。
などを代表事例として、数多くの伝説がある。
なお九戸戦の時点では、既に没していたものと推定される。(おそらく直前の志和表での合戦の頃である。)
玉山村の記録には、大和の事跡が記されているが、具体的に誰と誰がどのような親族関係にあったかが残されていない。
年齢から見て、玉山常陸とはかなり近い関係で、兵庫とはほぼ1世代異なる。
本作では、常陸の兄、兵庫の父とした。
なかなか得がたいキャラクターであるため、別にこの大和を主人公とする物語を作った。
『山吹の花が咲く頃』(「サイドストーリー」)にダイジェストを掲載済み。