北奥三国物語
公式ホームページ <『九戸戦始末記 北斗英雄伝』改め>
早坂昇龍(ノボル)&蒼龍舎
北奥三国物語 について
鬼灯の城
第1章 呪い師
第2章 邂逅
第3章 揺蕩
第4章 渦流
第5章 業火
第6章 陰謀
盗賊の赤虎 シリーズ
獄門峠
明治橋奇譚 (奇譚2)
怖谷奇譚(奇譚1)
驟雪
無情の雨
島の女
不来方情夜
峡谷の怪物
北奥今昔物語
芦名橋
海濤
九戸戦始末記 北斗英雄伝
九戸戦始末記の主な登場人物
五右衛門党の7人の仲間
九戸政実と九戸党
上方・三戸連合軍
毘沙門党の悪人たち
天魔一族
物語を彩る脇役
九戸戦始末記のあらすじ
其の1から5まで
其の6から10まで
其の11から13まで
其の14
其の15
其の16
其の17
其の18
其の19(前編)
其の19(後編)
サイドストーリー
北奥のお城と史跡めぐり
中尊寺白山神社
九ノ戸神社(三迫)
高水寺城
玉山館
沼宮内城
不来方(盛岡)城
日戸館
法師岡古戦場
田頭城
一戸城
下田館
鳥越観音
物語の背景と裏話
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早坂ノボル作品
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古貨幣迷宮事件簿
古貨幣迷宮事件簿(書庫2)
法師岡古戦場
法師岡古戦場は、櫛引清政のいた法師岡館からさほど遠くないところにあります。
天正19年の春に、櫛引氏がわずか30騎をもって南氏の浅水城を攻めました。櫛引軍は城兵の応戦に敗走し、櫛引領内のこの地まで南兄弟(盛義、康政)を引き付けます。
櫛引の敗走は策略で、周囲を櫛引勢に取り囲まれた南兄弟はここで討ち死にしました。
八戸市街から法師岡館に向かう道の途中に、ポツンと標識が立っています。
この奥の小川の周りの平地が戦場となったところで、現在は公園でした。
周囲には回廊が渡してあります。
公園でのんびりし、水を眺めながら昔を偲ぶという趣向ですね。
すぐ脇には月山神社があります。
しめ縄が垂れ下がっているので、誰も世話をする人がいないのかと思ったら、こういう様式なのですね。
知りませんでした。
境内に向かって登っていくと、向こうに社殿が見えています。
こちらのしめ縄もダラリと下がっていました。
社殿の脇には、供養塔があります。
お参りをし、もう一度下の道に戻りました。
ここには制札場の標識が立っています。
江戸時代に、「捨て馬をするな」などの札を貼り出したところなのだそうです。
今回、法師岡館を見に行く途中で、古戦場に立ち寄ったのですが、肝心の法師岡館の方は現在は私有地のようですので中には入りませんでした。
画像はありませんが、櫛引城、法師岡館の双方とも平城となっており、攻め易く守り難いつくりだったようです。
八戸根城も平城なのでで、櫛引との抗争の中で、互いに本丸・主殿のごく近くまで攻め入り、あともう少しで落とすところまで行ったということが、実感として掴めます。
宮野城(二戸城、九戸城)
玉山館
沼宮内城
日戸館
不来方(盛岡)城
田頭城
一戸城
下田館
高水寺城
九ノ戸神社
鳥越観音
中尊寺白山神社
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