九戸戦始末記 北斗英雄伝

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法師岡古戦場

 法師岡古戦場は、櫛引清政のいた法師岡館からさほど遠くないところにあります。
天正19年の春に、櫛引氏がわずか30騎をもって南氏の浅水城を攻めました。櫛引軍は城兵の応戦に敗走し、櫛引領内のこの地まで南兄弟(盛義、康政)を引き付けます。
 櫛引の敗走は策略で、周囲を櫛引勢に取り囲まれた南兄弟はここで討ち死にしました。


八戸市街から法師岡館に向かう道の途中に、ポツンと標識が立っています。
この奥の小川の周りの平地が戦場となったところで、現在は公園でした。


周囲には回廊が渡してあります。
公園でのんびりし、水を眺めながら昔を偲ぶという趣向ですね。


すぐ脇には月山神社があります。
しめ縄が垂れ下がっているので、誰も世話をする人がいないのかと思ったら、こういう様式なのですね。
知りませんでした。


 境内に向かって登っていくと、向こうに社殿が見えています。
こちらのしめ縄もダラリと下がっていました。


社殿の脇には、供養塔があります。


お参りをし、もう一度下の道に戻りました。
ここには制札場の標識が立っています。
江戸時代に、「捨て馬をするな」などの札を貼り出したところなのだそうです。
 今回、法師岡館を見に行く途中で、古戦場に立ち寄ったのですが、肝心の法師岡館の方は現在は私有地のようですので中には入りませんでした。
 画像はありませんが、櫛引城、法師岡館の双方とも平城となっており、攻め易く守り難いつくりだったようです。
八戸根城も平城なのでで、櫛引との抗争の中で、互いに本丸・主殿のごく近くまで攻め入り、あともう少しで落とすところまで行ったということが、実感として掴めます。

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